1960年代を支配した変革の意識の中で、美術をめぐる制度から<外>へ出たのがPLAYであった。
1967年、「行為」による表現を模索していた数名の関西の作家が軸となって、グループTHE PLAYを
結成、表現の場を屋外に求めた。それは屋内から外へ出ることと同義語であった。
<外>での行為が日常性を帯び、人の内的自然へ重心が移行して行ったのは当然の成り行きである。
WORKS of IKEMIZU KEIICHI 1964 ⇒
池 水 慶 一
'60年代後半より、京都アンデパンダン、地方アンデパンダン、現代日本美術展等に出品。
その他個人的に発表の場を持つ。‘68年、グループTHE PLAYに結成参加。メンバーの一員として、
その全ての<行為>に参加して来た。
個人的な作品の制作とPLAYの活動は、私にとって車の両輪のように重要だ。
by Ikemizu